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『マヤ』は、須藤真澄による漫画短編集。2004年に刊行された。 須藤の説明によると、タイトルの「マヤ」は、漫画『ガラスの仮面』の主人公北島マヤに由来するという。この短編集は他社から刊行した短編集『あゆみ』と対になっているが、タイトルを決める際、自身が購入し読んで頭の中がそれでいっぱいとなっていた、『ガラスの仮面』を思い出し、「(姫川)あゆみの次はマヤである」と考えたという〔単行本59頁。〕。 == 単行本所収作一覧 == === プラネット・フィーダー === 初出:ふゅーじょんぷろだくと『COMIC BOX』vol.53(1988年) 中学生の薫が人生の最初に見た夢は、自分を妊娠している母の上に現れた象が胎内に入ってきて、生まれる前の自分に挨拶をするというものだった。その日、小学生の弟の「たら」たちが日食の観測のために中学校に来て望遠鏡を借りた。「たら」は理科委員だったため、黒点を観測して図に描くと、それを自宅に持ち帰り、夜に枕の下に敷いて寝た。すると夜中に薫がかつて夢に見たのと同じ象が「たら」の上に現れ、黒点の図を懐かしそうに眺めた。そして目が覚めた薫に、自分たちが太陽から生まれて地球に降り注ぎ、人々の頭の中に次々に入っていることを話した。黒点は彼らが炎となって太陽から飛び出していった跡だと言う。象たちは自分たちが何のために生まれてきたか知らなかったが、いつか他の太陽にたどり着く時まで地球に降り続け、太陽にまた飲み込まれて死ぬ時まで生き続けるのだと薫に語る。薫と共に表へ出た象は、夜明けの光景を見た後、地中に消えていった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マヤ (漫画)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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